国際シンポジウム「敦煌・吐魯番研究の最前線:その伝統と革新」開催のお知らせ(2024年3月2、3日)
本年11月に創立100周年を迎える(公財)東洋文庫は、これを記念して総合アジア圏域研究第11回国際シンポジウム
「敦煌・吐魯番研究の最前線:その伝統と革新」を開催いたします。
プログラムは下記のとおりです(使用言語:日本語および中国語。中国語講演には日本語通訳が付きます)。
※※会場の収容可能人数に限りがあるため、オンラインによる参加のみ受け付けております。ご了承ください。※※
日時:2024年3月2日(土)、3日(日)
プログラム:
3月2日(土)
第1部(10時~12時)
挨拶:濱下武志(東洋文庫)
趣旨説明:氣賀澤保規(東洋文庫)「東洋文庫と敦煌・吐魯番文書研究」
講演:裴成国(中国・西北大学)「絲綢之路与高昌経済的崛起
(シルクロードと高昌経済の興起)」 通訳:篠原典生(中央大学)
第2部(13時~15時)
速水 大(東洋文庫)「敦煌・吐魯番出土の唐代戸籍の受田記載からみた均田制」
大西磨希子(佛教大学)「敦煌唐代壁画の分期論」
赤木崇敏(東京女子大学)「唐宋代官文書と押印──押印形式のクロノロジー」
第3部(15時30分~17時)
山口正晃(大手前大学)「仏名経研究の現状と課題」
松井 太(大阪大学)「敦煌・トゥルファン出土ウイグル語世俗文書研究の動向と展望」
総合コメント:荒川正晴(東洋文庫)
質疑討論
3月3日(日)
第4部(9時30分~12時)
講演:趙暁星(中国・敦煌研究院敦煌文献研究所)「吐蕃統治時期的敦煌寺院、
あわせて近年敦煌研究院の研究動向」 通訳:李梅(九州国立博物館)
岩尾一史(龍谷大学)「出土史料からみた古代チベット帝国とその支配」
西田 愛(京都大学)「占い文書からみる敦煌社会」
第5部(13時~15時)
福林靖博(国立国会図書館)「国立国会図書館所蔵の敦煌文献について」
岩本篤志(立正大学)「日本所在の敦煌写本の来歴―京都国立博物館蔵品を中心に」
講演:丸山裕美子(愛知県立大学)「敦煌写本書儀と唐日律令研究」
第6部(15時30分~17時)
総合コメント:妹尾達彦(東洋文庫)
質疑討論
総論1:大津 透(東京大学)
総論2:高田時雄(東洋文庫)
閉会の辞
オンライン参加申込み方法:
下記URLからご登録をお願いいたします(無料)。
2月29日(木)までにご登録いただいた方に対し、3月1日(金)にZoomミーティングアドレスをお知らせいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeWkXOxeNVCv_n1RSe2jS0934EgHjCX7Clh69mTo3K-IfPgOA/viewform?usp=sf_link
問合せ先:東洋文庫研究部
kouza@toyo-bunko.or.jp