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2024.04.25

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「考古学から見る西周王朝」(飯島武次講師、対面講座・全5回)開講

東洋文庫アカデミアでは、現在下記講座の申し込みを受け付けています。
全回受講は、5月17日(金)17時締切です。お早めにお申し込みください。

○講座名:考古学から見る西周王朝
○講師:飯島 武次(いいじま たけつぐ)
東洋文庫研究員、駒澤大学名誉教授、元日本中国考古学会会長
○日程:
2024年5月18日、6月1日、6月15日、6月29日、7月13日(隔週土曜日)
各回15:30-17:30
※1回のみでの受講も可能です(各回前日17時締切)。詳細は申込ページまで。
○場所:公益財団法人東洋文庫 附属棟会議室(オリエントカフェ2階)
○講座詳細・申込ページ:
https://toyo-bunko-academia-20240518.peatix.com/

【講座概要】
講師が発掘等で携わってきた西周時代の考古学研究を一般向きに講義します。
西周王朝は、第1代の武王が殷最後の紂王を牧野に破り、都を西安の西方に置いた時から始まると言われています。西周王朝の終わりは、第12代の幽王が犬戎に伐たれた前771年の事と言います。この間の西周の遺跡である周城・豐邑・灃東(鎬京)等の遺跡、そこから出土した青銅器・土器等の遺物に関しての講義を予定しています。

【講師から受講者へのメッセージ】
西周時代の考古学研究は遺跡の発掘のみならず、古典文献に西周王朝に関わる記載があるほか、青銅器に書かれた金文や甲骨文があり、古典考古学研究の醍醐味を楽しむことが出来ます。

第1回(5月18日)
先周時代と西周時代の歴史と伝説を考古学的に考えてみる。
第2回(6月1日)
西周時代の都城遺跡と西周王朝の都。
第3回(6月15日)
西周時代の墓と窖蔵。周原遺跡と晋侯墓地の遺構を中心に。
第4回(6月29日)
西周時代の土器。豐邑遺跡出土の土器を中心に。
第5回(7月13日)
西周時代の青銅器。渭河流域出土の青銅器の編年を中心に。