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東洋文庫では、
アジア諸地域の歴史・文化の
研究を目的として、
東洋文庫所蔵資料を
閲覧に供しています。

図書館カレンダー

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9:30〜16:30開館

※資料の予約などの際は、必ず開館日をご確認の上、
お申し込みください。
※当日お受け取り可能な複写サービスはセルフコピーのみです。
職員・業者による複写は後日のお受け取りとなります。

図書部長から


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Profile

高田時雄 たかた ときお
(1949年—)京都大学名誉教授。専門は文献学、敦煌学。1987年東方学会賞、1988年金田一京助博士記念賞。主な著書に『敦煌資料による中国語史の研究』(1988年)、『内藤湖南自用印譜』(2023年)。2022年から東洋文庫にて現職。

東洋文庫は2024年11月に創立以来100周年を迎えます。溯ること7年、英国のタイムズ紙北京特派員であったGeorge Ernest Morrison蒐集の中国に関する欧文図書約2万4千冊を、三菱3代目社長であった岩崎久彌の英断により購入したことがその始まりとなっています。モリソン文庫の基礎の上に、拡大した東洋学の専門図書館として、蒐集の範囲を中国に限らず、日本、インド、東南アジア、中央アジア、西アジアなどに拡大し、鋭意文献の購入に努めたほか、諸家の文庫の寄贈を受け、現在東洋文庫の蔵書数は凡そ100万冊に達しています。中でも国宝に指定されたものは「文選集注」「春秋経伝集解」など5点、同じく重要文化財の7点はとりわけ貴重なものといえます。

東洋文庫の蔵書はオンラインで検索が可能ですが、独自のシステムであり、検索速度が遅いなどの問題があることに鑑み、現在100周年記念事業の一環として新しいTB-OPACに移行中で、2028年度からはNIIのCiNii Books/Researchを通じて検索していただけるようになります。また東洋文庫には閲覧室が設けてあり、所蔵資料の多くは研究者のみならず一般の方にもご覧いただくことが可能です*。資料の複写や掲載などの依頼にも応じています。さらに東洋文庫では貴重資料をはじめ、所蔵資料の画像公開に努めています。これも同じく100周年記念事業としてコンテンツを飛躍的に拡大していきたいと考えていますので、ご期待下さい。

*貴重書など一部資料の閲覧には制限があります。詳しくは「資料の閲覧・複写について」「利用案内」をご参照ください。