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2025.01.30

  • アカデミア

「歴史とは何か―日本の世界史教育の問題点を考える」(宮脇淳子講師、対面・オンライン併催講座・全6回)開講

東洋文庫アカデミアでは、下記講座の受講者募集を開始いたしました。お早めにお申し込みください。

○講座名:歴史とは何か―日本の世界史教育の問題点を考える
○講師:宮脇淳子(東洋文庫研究員)
○日程:2025年4月12日、4月26日、5月10日、5月24日、6月7日、6月21日 隔週土曜日 10:30-12:00
※全回通し受講のみ、1回のみの受講は不可(4月11日17時締切)。
○開講方式:対面・オンライン併用方式
○会場:公益財団法人東洋文庫 2階講演室(Zoom配信、見逃し視聴あり)
○講座詳細・申込ページ:
https://toyo-bunko-academia-20250412.peatix.com/

【本講座の概要】
日本の世界史は、戦前の西洋史と東洋史が合体してできた教科です。西洋史のもとになった地中海文明の歴史観と、東洋史のもとになった中国型の歴史観はまったく異なります。西洋史と東洋史を交互に並べても、本当の意味の世界史にはなりません。しかも日本史は別教科であるため、まるで日本は世界の一員ではないようにみえます。近現代を対象とする歴史総合は誕生しましたが、本講座では、歴史哲学という根本に立ち返り、今後、日本人の立場から世界史を記述するための歴史の見方を提示します。

【講座日程・内容】
第1回:2025年4月12日(土) 10:30-12:00
「歴史のある文明と歴史のない文明」

第2回:2025年4月26日(土) 10:30-12:00
「地中海文明の歴史観は変化と対決」

第3回:2025年5月10日(土) 10:30-12:00
「天が正統を決める『史記』の歴史観」

第4回:2025年5月24日(土) 10:30-12:00
「日本文明を創った『日本書紀』」

第5回:2025年6月7日(土) 10:30-12:00
「国民国家が世界史を変えた」

第6回:2025年6月21日(土) 10:30-12:00
「日本の歴史教育の問題点」