読書の秋食欲の秋…といえば?

お久しぶりです。MAパクチーです。
皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか?

春ごろに皆さまとお別れしてから、早数か月…
季節はもう秋でございます。

「台風がまだ来ているし、毎日気温が35度をこえているぞ。」
「秋というのにはまだ早いのではないか?」

「ええ、それにはおおむね賛同いたしますけど…」
「暦の上ではもう、秋よ。秋なのでサンマが食べたいの!」


…という、三文芝居風失礼しました。
はい、秋です。暦上は秋なのです。秋といえば、

読書の秋
食欲の秋

でございます。
どちらの欲も程よく満たしてくれる作家さんがいるのをご存知でしょうか?

一時期ツイッターでもバズっていました、池波正太郎氏です。

『鬼平犯科帳』『剣客商売』で有名な作者ですが、その中で描写される食べ物の美味しそうなこと!
飯テロです。飯テロです(大事なことなので二度言いました)。

鬼平犯科帳は『池波正太郎・鬼平料理帳』文藝春秋 1984年
剣客商売は『剣客商売 庖丁ごよみ』新潮社 1991年 ※池波氏企画本

が小説に即しているのでお勧めです。
友人は料理を再現するために、古い製法のみりんやみそなどを探し回っておりました。
それで作ったメニューは...言うまでもありません。
池波氏は美食家としても知られているので、その他の美食に関するエッセイもおススメです。

是非、今年の秋は名月を愛でながら、鬼平の料理に舌鼓を打ちつつ小説を読む。
読書と食欲両方の欲を満たす、贅沢な秋の長夜を過ごされてみてはいかがでしょうか?

また、夏を終えた夜空は、星が煌めき高く感じられます。
人は夜空を眺めるのが好きです。

…それは、興味からでしょうか?
…単に美しいからでしょうか?

それに関する疑問を解くのに当館が少しお手伝いできるかもしれません。
当館では、9/22まで「大宇宙展ー星と人の歴史ー」を開催中です。

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