ハンムラビ法典の話。

こんにちは、MAのおもちです。
皆さまいかがお過ごしですか?

さて、現在開催中の漢字展ですが、とても厳しい法典であることで知られている
「ハンムラビ法典」の翻訳版も展示されています。
「目には目を歯には歯を」の言葉で有名ですね。
これは、「やられたらやり返す」みたいな意味で今も使われていますが、
同レベルの報復をして返す、という事はある意味フェアですよね。

他のハンムラビ法典に残されている法律だと、
「もしも大工が欠陥住宅を建て、その家の天井が落ち住人を殺した場合、その大工は死刑になる」
なんていうものもありました。

しかし、やはりすべてが公平な内容だったわけではなく、
「もし男が奴隷の妊婦を殺したら罰金を払うのみで許されるが、自由民の妊婦を殺したら死刑にされる」
などの身分法も記載されていました。

古代メソポタミアの「正義」とは何かを垣間見られるような、貴重な資料である
ハンムラビ法典。
東洋文庫の翻訳版も、ぜひご覧ください。

引用先:
https://www.history.com/news/8-things-you-may-not-know-about-hammurabis-code
https://www.realmofhistory.com/2015/09/19/10-incredible-facts-about-the-code-of-hammurabi/

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