おにぎりと怪談話


こんにちは!MAのミントです。

 梅雨入りで何日もジョギングできていないので気が滅入っています。
 せっかく身体が引き締まってきてモチベも上がってきたところでの梅雨入り……。走れるときに走っておかないと次いつ走れるか。
 ランナーさんのなかには365日どんなコンディションでも――暴風雨だろうとひどい体調不良だろうと毎日10~20㎞走る方もいらっしゃるようで尊敬の念でいっぱいです。

 実は今朝の私、重い梅雨空のせいか時間感覚がずれておりまして、出勤時間より1時間も早い到着(笑)。しかも休憩室入る直前まで気付かなかったという(笑)。
 これまた雨の日の傘挟まりで通勤ラッシュ時に15分ほど山手線が遅延しまして、なかなか動かない電車に、腕時計を焦った目で何度も見返しながら「やばい遅刻する!間に合わないかも」と焦った気持ちを返してほしい……。おもに自分へ。時計の針は長針だけでなく、短針もしっかり確認しましょう。

 というわけで、水溜まりを避けつつ跳ねるように小走りで東洋文庫に到着し、そこではじめて自分が1時間早く来てしまったことに気付いたのですが、自分の本来の出勤時間までMA控室で待機しているあいだ、その隣の部屋で妙な音が聞こえてきたのです(と、ここからちょっと怖い話に)。
 その部屋は、カフェレストランの従業員の方が使われているスペースで、どんな間取りなのか内部の様子は私も知らないのですが、少なくとも電気は点いておらず真っ暗。扉の音も出入りがなく、誰もいそうにない気配……。

 にもかかわらず、壁の裏から何か音がするのです。『むしゃむしゃ』とおにぎりを食べる小さな音が。 なぜおにぎりだと断定できるのか根拠もないのですが、お弁当でもサンドウィッチでもなく、おそらくおにぎりなのではないかという咀嚼音。

 しかし、ひとの気配はまったくないのです。妖怪か幽霊か……。隣の部屋は真っ暗で、MA控室も私ただひとり。

 出勤を待つ1時間のあいだずっと聞こえていました。おにぎりを食べる音。妖怪か幽霊でないとしたら、薄いビニールか何かがエアコンの風にさらされて音をたてていたのかもしれませんが、あれは一体何だったのでしょう?
 ちなみに昼の休憩時には何の音も聞こえませんでしたが、朝のむしゃむしゃは不気味な妖怪や幽霊の仕業というより、いたずら好きな座敷わらしの遊び心だと考えると少しは微笑ましく思えてきます。じっとりした梅雨の気持ちをからっと晴らしてくれようとしたのでしょうか?
 梅雨はどうしても気が弱りがちなので、明るく視点を変えないといけませんね。紫陽花が見ごろと聞きますので、足元の水溜まりばかり見ず、梅雨ならではの美しさにも目を向けていきたいなと思います。

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