六義園の夜間ライトアップに併せてミュージアムで『六義園をめぐる歴史』の特別展示を開始いたしました。
ということで、どうもリクルートでございます。
前回、都内で短期間公開されたドキュメンタリー映画『ウォーナー謎のリスト』に
関連して東洋文庫の話を書かせていただきました。
戦時中、アメリカ軍はラングドン・ウォーナーが作成した「ウォーナーリスト」に基づき爆撃範囲から
151ヶ所の文化的に価値の高い日本の文化財を爆撃範囲から外したとされ、東洋文庫は
「orienntal library」の名称で、リストに登場します。
その伝説が本当かどうか、先日終戦直後に日本人により調査された国内の空襲被害を纏めた
『全国主要都市戦災概況図』という史料があります。丸で囲んだところが六義園ですが、そこから
下の方、東洋文庫が赤い長方形で囲んであります。
概況のため、地図では岩崎邸となっている六義園全体が被災しているので
かなりざっくりした被災の表記になっていると考えられますが、
果たして、東洋文庫は燃えていたか。