優雅な時間

こんにちは、ねたろうです。

今週もまた、チェンバロとヴァージナルの演奏会を開催致しました。美しい音色に耳を傾けていると、仕事を忘れてしまいそうです。



右においてあるのがヴァージナル、左がチェンバロですね。
ピアノに形が近いのはチェンバロです。鍵盤と弦が同じ方向を向いています。それに対し、ヴァージナルは鍵盤と弦が垂直になっています。どういう構造で弦を弾いているのかは、現物を見るとよくわかりますよ!



チェンバロやヴァージナルは18世紀ぐらいまで一般的な鍵盤楽器でした。バッハもこの時代の人です。普段私たちはバッハをピアノやヴァイオリンで聴きますが、昔の人はチェンバロで聴いていたのですね。バッハは楽器の音色に縛られない音楽を作ったと言われ、ピアノでもチェンバロでも、ヴァイオリンでもオルガンでもどれで弾いても美しく聞こえるといいます。聴き比べてみるのも面白いかもしれません。



チェンバロやヴァージナルは、ピアノやヴァイオリンと違い、あまり知られていない楽器です。ねたろうも古い楽器はよく知らないのですが、演奏者の方が丁寧に解説してくださるので、楽しんで聴くことが出来ます。



来週以降も日曜日の14時から30分程度、演奏会を行いますので、普段とはちょっと違った優雅な時間をお過ごしになりたい方は、是非東洋文庫へ足をお運び下さい!

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